暮らしに役立つ科学・技術

塗るだけでワクチン接種

日経新聞夕刊(2012.10.20)一面には、『ワクチン接種、塗るだけ』と題された記事が掲載されていた。

 

記事によれば、九州大はインフルエンザワクチンなどを皮膚に塗るだけで体内に投与する技術を開発した。人を対象とする臨床実験(治験)は2017年を目指している。

 

夢のような素晴らしい発明です。刺しても痛くない注射針(糖尿病患者がインスリン投与時に使用する注射針「ナノパス33」)というのもありますが、これは画期的な発明です。

 

今までのワクチン接種は、注射で行われていましたが、今回開発した技術では、界面活性剤から微少カプセルを作り、ワクチンを包み込む。これを布などに染みこませて皮膚に貼る。すると皮膚の角質から、ワクチンが体内に浸透し投与される仕組み。

 

これが実現すれば、糖尿病患者が行っているインスリン投与が楽になり、途上国でワクチンを待っている何千何万もの人に注射をしないで投与することができます。そうなれば、医師や看護師がやらなくても、一般の人でも出来るようになります。

 

■ワクチン接種、塗るだけ(日経新聞電子版)

 

■もっと知りたい気になる病気
「もっと知りたい気になる病気」では、花粉症、うつ、ストレス、アレルギー、パソコン病などの現代病を中心に気になる病気を紹介します。

 

■治験ボランティア
治験ボランティアは、臨床試験などとも言って、医薬品や健康食品などが効果が本当にあるのか、人体に使用して問題がないのかを調べる試験のことを言います。

 

 

 

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