暮らしに役立つ科学・技術

痛くない注射針

小学生くらいのかわいい子どもが自ら注射する、痛くない注射針(テルモ)のテレビCMを見たことがありませんか?

 

この痛くない注射針は、テルモと岡野工業が共同で開発した世界一細い注射針です。

 

■テルモCM(注射針編)
テレビCMでは、インスリン注射を自分で打たなければならない子どものために、痛くない注射針があることを紹介している。(テルモが開発した世界でもっとも細い注射針)

 

■ナノパス33(テルモ)
ナノパス33は、テルモ株式会社より2005年7月1日に発売された、世界一細いインスリン用注射針(2009年現在)。2005年度グッドデザイン賞にて、大賞に選出。針の先端が0.2mm(33ゲージ)、外径・内径をダブルテーパー構造にして薬液を注入する際の抵抗を抑えている。

 

■糖尿病
インスリン注射が必要な糖尿病には、1型と2型がある。1型は、小児糖尿病とも呼ばれ、主に自己免疫によっておこる病気で、主に子どもや若い人に多く見られる。生活習慣病や先天性のものではなく、急に発症し、インスリンを作る細胞が破壊される。そのため、ほとんどインスリンが作られなくなるため、インスリン投与が必要となる。2型は、日本人の糖尿病患者の95%を占める。中高年に多く見られ、食事や運動などの生活習慣病が原因と考えられている。

 

■試練は乗り越えろ(岡野雅行著)

 

 

 

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痛くない蚊の無痛針

さらに、「蚊」の針をヒントに、痛くない注射針を作る研究をしている関西大システム理工学部(大阪府吹田市)の青柳誠司教授(メカトロニクス学)チームの紹介

 

医療機器メーカーが開発した0.2mmの針では、「完全に無痛ではない」。そこで、青柳教授は全く痛みを感じさせない「蚊」の無痛針に目を付けた。以下のpdfファイルには、蚊が痛くない理由を説明しています。

 

その中で、4つの理由がありました。

 

 

理由1:蚊の針の直径が50〜60μm程度と痛点を避け易い
理由2:蚊の針(上唇,子顎)の先端が3次元的に尖鋭である
理由3:子顎が独特のギザギザ形状をしている
理由4:各パーツが協調運動する

 

■蚊の口器を模倣した マイクロニードルの作製(pdf)

 

■TBS「夢の扉+」5月6日(日)#53「蚊の技術で痛くない注射を!」(YouTube)

 

■注射なのに痛くない針(中日新聞)

 

 

 

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